議案第22号 令和5年度長野市一般会計補正予算を可決すべきとした経済文教委員会委員長報告に反対の立場で討論しました。
反対討論の録画中継はこちらの長野市議会ホームページでご覧いただけます。
繰り越し明許費補正 仮称勤労者活躍支援センターB改修費用1億6848万5千円が計上されています。長野市は、公共施設マネジメントの観点から将来世代に負担を先送りしないためとして、これまでに利用者が存続を求める施設についても廃止を決定してきました。
新たな施設「勤労者活躍支援センター」は、働く女性の家や勤労青少年ホームに代わるものとして設置が決定されましたが、実際の市民ニーズの把握と分析が不十分であり、勤労者や地域住民が長年にわたりコミュニティを育み、生きがいを得ていた施設を無くしてまで作らなければならない施設なのか、疑問は残されたままです。
新たな施設をつくるにあたっては、今後の長野市の財政状況や、人口減少・少子高齢社会の中で何が求められるのかを、市民と共に考え抜かなければならないと思います。
物資の不足や資材の高騰も深刻です。ここは計画を一旦凍結し、立ち止まってしっかり考え直すべきと思います。
タグ: 長野市, 勤労者活躍支援センター, 令和5年度一般会計補正予算, 働く女性の家, 勤労青少年ホーム