信州・生活者ネットワークながの
小林ふみ子
まちづくりクラブ

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ゲノム編集食品 学習会 10月8日

2019.10.09

活動報告

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生活クラブ長野「ゲノム編集食品学習会」に参加しました。
生活クラブ連合会 企画部長 前田和記さんを講師に、ゲノム編集とはどんなものか、それを応用することでどんな問題がおこるのかを学びました。
ゲノム編集食品とは新しい遺伝子操作技術のこと。狙った遺伝子配列をかなり正確に操作できるため、従来の遺伝子組み換え技術に比べ、時間とコストが少なく済み、研究開発が急速に進んでいます。
問題点は4つ、
食の安全性
遺伝子操作をした結果、操作した標的以外の遺伝子に影響が及ぶ問題。遺伝子の変化がその生物の特性に意図しない変化をもたらす可能性がある。食品として流通した場合、たんぱく質によるアレルギーなどの問題を起こすことも考えられる。
生物多様性
一度改変された生物が自然界に出てしまえば、その遺伝子の回収は不可能。特別な機能を持つ生物による遺伝子汚染により、それまでの環境が変わり、生物の多様性が脅かされる可能性がある。
種子の独占
現在、研究技術の使用は安価だが、基礎となるゲノム解析の研究や穀物種子の多くは巨大企業が所有しており、種子の独占にいずれつながる恐れがある。
規制と管理のルールが不十分
環境省と厚生労働省は、外来遺伝子が残らず、自然界の突然変異や従来の育種と区別できないゲノム編集生物は規制対象外と決め、環境影響評価も食品安全審査も義務付けることなく、表示義務も課さず、届け出も任意としている。
以上の問題を抱えたまま、10月1日には、ゲノム編集技術を使った食品を開発者が国へ届け出る制度が始まりました。
このままでは、知らぬ間に表示のないゲノム編集食品が食卓にのぼることになってしまいます。
ゲノム編集された作物の情報公開や、消費者の選択権が保証される食品表示とトレーサビリティのしくみ等、適正な規制と管理のルールを求める署名活動が展開されています。生活クラブもこの署名活動に参加中です。
「遺伝子操作された食品はいらない。」と考える多くの方々に署名してほしいと思います。
以下は署名の呼びかけ団体ウェブサイトのリンク先です。

【署名活動】すべてのゲノム編集食品の規制と表示を求めます

 

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