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活動報告

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 6月定例会個人質問では「市民の生涯スポーツ環境と社会体育館のあり方」について質問しました。質問の録画中継はこちらの長野市議会のウェブサイトでご覧いただけます

長野市では現在、社会体育館の使用料の見直しが検討されています。これまで無料で利用できた体育館について、1回2時間あたり2,000~3,500円程度の使用料案が示されたことから、多くの利用者から「活動を続けられなくなるのではないか」という不安の声が寄せられています。私も参加する市民団体「体育館を活用したまちづくりプロジェクト」では、4月に市長へ要望書を提出しました。

今回の個人質問では次の点について質問しました。

  • ・使用料決定までのスケジュール
  • ・使用料算定の根拠となるコストの考え方
  • ・避難所機能のための空調設備やトイレ改修費まで利用者負担に含めることは適切なのか
  • ・使用料決定前に市民説明会を開催する考えはあるか
  • ・中部勤労青少年ホーム体育館を今後も社会体育館として活用する考えはあるか
  • ・市民の生涯スポーツをどのように位置付けているのかという市長の考え

 市は、社会体育館の有料化について「今年度中にスケジュールを示したい」と答弁、具体的な料金水準や使用料の算定方法について明確な考えは示されませんでした。令和6年に示した試算についても、「現在見直しを進めている」と繰り返すにとどまり、負担額の考え方は明らかになりませんでした。

また、避難所として整備する空調設備やトイレ改修の費用についても、「利用者にも一定の負担をお願いしたい」との考えを示した一方で、市民全体の利益となる防災機能まで利用者負担とすることへの明確な説明はありませんでした。

説明会についても開催を約束することはなく、「様々な機会を通じて説明や意見を集約する」との答弁にとどまりました。料金を決める前に市民と直接対話する姿勢は示されませんでした

中部勤労青少年ホーム体育館についても、当面の利用継続は示されたものの、社会体育館として存続させる方針は示されず、「利用状況を見極めながら検討する」との回答でした。

市長は、生涯スポーツは健康づくりや地域コミュニティにとって重要であり、誰もがスポーツに親しめる環境づくりを進めると答弁。しかし、その理念を具体的な施策や今回の有料化の考え方にどのように反映していくのかについては、踏み込んだ答弁はありませんでした。

 多くの市民は、一定の使用料負担に理解を示しています。しかし、負担額が活動継続を困難にするほど高額になれば、地域で育まれてきたかけがえのないスポーツ環境に大きな影響が及びます。また、避難所としての機能強化は市民全体の安全のための整備であり、その費用を体育館利用者だけに負担することには慎重な検討が必要です。使用料を決定する前に丁寧な説明を行い、現場の声を十分に反映した制度設計を行うことが不可欠であると考えます。

 質問の最後に、長年ボランティアで若者のスポーツを支えてきた方の「市民が大切に育ててきた生涯スポーツを、ブルドーザーで壊されていくような痛みを感じる」という言葉を紹介し、市長に「このような思いを市民にさせることは本意ではないことを、しっかり伝えていただきたい」と要望しました。

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