信州・生活者ネットワーク
ながの
まちづくりクラブ

活動報告

活動報告一覧を見る

 Jリーグのキャンプ誘致環境を整えるために飯綱高原に11億4500万円を投じてサッカーグラウンド2面を新設する計画が提案されました。今回は天然芝グラウンド1面の実施設計のための費用2013万円が予算案に計上されました。
※全体計画は、天然芝グラウンド1面、人工芝グラウンド1面の新規整備及び飯綱高原南グラウンドの機能強化
付属施設は、クラブハウス、夜間照明、防球ネット、駐車場等

経済文教委員会の審査では、以下を理由に予算案に反対しました。

 「次の世代の市民は、現在の大規模スポーツ施設に加えて、このサッカーグラウンドの維持費も担っていくことになります。長野市人口ビジョンでは、10年後には人口が2万人減、20年後には5万人減、人口構造は30代以下が減り、老年人口が増える見通しです。長野オリンピック前後の人口が右肩上がりだった当時と30年を経た現在では、必要なまちづくりは異なります。長野オリンピック開催当時よりも多い大規模なスポーツ施設維持のための負担を、目に見えて減少し続ける人口で分かち合うのは、あまりにも無理な計画ではないでしょうか。この整備事業で経済効果や雇用の創出をねらうとしていますが、現実離れしていると言わざるを得ません。部活動の地域展開の課題解決や市民利用の促進を事業の目的の一つとしていますが、スポーツに親しむ市民を増やす「市民のため」の施策であるならば、この事業ではないと考えます。部活の生徒や市民が通いやすい身近なところに今ある施設を充実させることが優先です。」

タグ: , , , ,

ページのトップへ