信州・生活者ネットワーク
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活動報告

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 「市は、オンブズパーソンの職務を補佐するため、調査相談員を置く。」この条文を長野市子どもの権利条例原案に加えた修正案を提出しました。提案理由の説明の様子は長野市議会ウェブサイトでご覧いただけます。修正案は賛成少数で否決され、原案が可決されました。条例に子どもオンブズパーソンの設置が定められたことは評価します。しかしオンブズパーソンを補佐する、相談員や事実確認・調整を担う調査員を条文で担保しなかったことは、制度の独立性、継続性、機動性に課題が残ったままであることが、長野市子どもにやさしいまちフォーラムのみなさんが出された請願の審査ではっきりしました。市は、施行規則で調査相談員の体制を明記するとしていますが、実際の運用がはじまり、制度の欠陥が顕在化した時、傷つき計り知れない不利益を被るのは子どもたちです。それでは遅いのです。条例の運用を注視しつつ、調査相談員を条文化する条例改正の議論も進める必要があります。

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