信州・生活者ネットワーク
ながの
まちづくりクラブ

活動報告

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 生活クラブ生活協同組合の長野北・長野中央・長野南支部の3支部と信州・生活者ネットワークながのは、長野市内の全小学校にゲノム編集トマトの苗を受け取ることのないよう要請し、各学校の対応について回答を求める文書を送付しました。

 9月に長野市教育委員会へ同様の要請をした際に、教育委員会は要請内容を小学校と共有しない事、ゲノム編集トマトの無償配布の案内が直接学校に来た場合の判断は各小学校長がおこなうことが分かったため、各学校に向けたアクションが必要になりました。

 生活クラブ生協組合員や子育て中のお母さんからは「安全の確認が不十分なゲノム編集トマトを子どもたちが育てることは心配」「開発から間もない技術の食品を、子どもの学習教材にするのは、子どもを実験台にするかのよう」「なぜ開発した会社は、一般に出回らない植物を小学校に無償提供するの?」等の懸念とともに「子どもが通う小学校と情報を共有したい。うちの学校の先生は受け取る?受け取らない?」といった声が寄せられています。

 質問の回答期限は12月末です。送付した60校のうち12校から回答がありました(11月中旬時点)。「慎重に対応する」という趣旨が大半で、「受け取る」と答えた学校はありません。

  子どもの安全はもとより、人の健康や環境への影響を考慮した予防原則が守られるよう、みんなで知って考えて行動する活動を続けていきます。

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